風力発電輸送 | 重量物輸送のエキスパート 橋本運送株式会社

化石燃料などの地下資源に恵まれないわが国では、資源価格の高騰や枯渇、地球温暖化への対策として、再生可能エネルギーへの転換が急がれるところです。
焼却灰や放射性廃棄物といった有害物質を排出しないクリーンエネルギーの代表である風力発電は、エネルギーの固定価格買い取り制度の導入により、全国各地で急ピッチに増設が進められています。

風車設置に適した風況に恵まれた場所は主に山間部に限られますが、一方で発電効率を高めるために風車の大型化が急速に進んでいます。
大型風車の発電容量は2,000キロワット以上のものが主流となり、3,000キロワット級へと移行しつつあります。
これまでに弊社が一般公道を輸送した中で最大のものは、ナセル（発電機）の重量が96トン、タワー(支柱＝3～4分割にして輸送）が単体で70トン（直径4.6ｍ、長さ30ｍ）、ブレード（翼＝3枚）の長さが49ｍでありますが、将来的にはブレードの長さが60ｍ級のものも計画されています。